Sakhalin Dog Memorial Tower

訓練施設があった

稚内公園には様々なモニュメントが集まった一角がありますが、そこにあるモニュメントの一つです。日本の南極観測の際に現地での物資輸送を担うために犬ぞり隊が結成されましたが、その訓練所があった場所です。近くに慰霊碑もあります。人間のために過酷な訓練受けるなんてかわいそうだなというのが正直な印象です。

稚内公園の氷雪の門の近くにある小さな記念碑

稚内公園の氷雪の門の近く、正確には氷雪の門の前に向かって立った時、背中側100メートルぐらいのところにある小さな記念碑。樺太犬の慰霊碑（ピラミッド）、世界の各都市の方位と距離を示した方位盤が近くにある。

"南極観測樺太犬記念碑" と "樺太犬供養塔" の2つの碑

稚内公園が南極観測の犬そり訓練だった事を記念するモニュメントでした。勇猛な印象の樺太犬の像が設置され、隣接して設置された説明板で経緯が良く分かりました。又、近くには樺太犬の頭部がパネルとして取付られた供養塔が立っていました。

この地で南極観測の訓練を受けた樺太犬

稚内公園内に立てられたモニュメント。第1次南極観測隊に参加する樺太犬が1956年にここで訓練を受け、南極で活躍した。供養塔は、悪天候のために置き去りにされ亡くなった樺太犬を供養するために建立されたもの。生還したタロとジロは何度も取り上げられるが、その裏では13頭の犬が犠牲になっていることを忘れてはならない。

「南極物語」に思いをはせる。

あの有名な南極観測樺太犬の訓練地だったそうで、樺太犬のオブジェと三角形の供養塔がありました。厳しい訓練を受け、更にエサのない極寒の南極で1年を過ごさなければならなかった犬たち。映画「南極物語」に涙したことを思い出しました。